銅製のアンティーク食器買取りました
2020年 05月 06日
福岡市中央区からの骨董品買取依頼で久しぶりの英国製アンティークを拝見いたしました。
こちらのお宅では英国製のアンティークで統一されたとっても素敵なお宅でした。アンティーク家具や
食器類、アンティーク照明やインテリアすべてにこだわっている様子でした。
中世のヨーロッパでは食事の際には銀の食器が使われていました。これは毒による暗殺を防ぐためです。
中世ヨーロッパ時代には、毒による暗殺の被害が非常に多く、その最たるは食事に毒を混ぜ込むといった手法でした。そこで毒物を口にしてしまうことを未然に防ぐために、器や皿、ナイフやフォークなどの食器類は全て銀で作られたのです。当時暗殺で使われる毒物は「硫砒鉄鉱(りゅうひてっこう)」と呼ばれる、ヒ素と鉄鉱の化合物です。ヒ素が猛毒であることは、ご存知かと思います。この硫砒鉄鉱と銀が接触すると、銀は黒く変色してしまう特質があります。このおかげで食事に混入された硫砒鉄鉱毒を発見するという事だったのです。この毒物による暗殺はヨーロッパに限ったことではなく、古代の中国などでも同様でした。中国では毒を見つけるために、銀の箸を使っていたそうです。このような歴史的にも意味がある銀の食器を高く売るポイントは状態が良い事とメーカー名、それと銀の含有率を表す刻印があることです。骨董品買取の福岡玄燈舎ではアンティークな銀器を買取致します。お気軽にお問い合わせください。受付年中無休 電話050-3569-2100
by kotetsu3247
| 2020-05-06 07:58