中川浄益の湯沸かし急須買取りました。
2020年 07月 10日
骨董品買取で今回は福岡市早良区のお宅に伺いました。
中川浄益とは中川 浄益(なかがわ じょうえき)は千家十職の一つ、金物師(かなものし)の中川家当主が代々襲名する名称。元々は越後国で甲冑・鎧を作っていたが、茶道具を初めて手掛けた初代・中川與十郎が紹益を名乗り、二代目浄益以降の当主は浄益という名を継いでいる。2008年に十一代浄益が没した後は空席のままである。中川家は錺師(かざりし)とも言われ、金工の精巧な茶道具を得意とし、優れた金工の技術を継承してきた。その作品は鉄を鍛造して制作する槌物(うちもの)と鋳造による鋳物(いもの)が主である。中川家はまた、錺師(かざりし)と呼ばれたように金工の精巧な作品を得意とし、優れた技量を発揮した。狂いなく彫られた文様や緻密な象嵌、繊細な打ち出し、凛とした美しさと、金属を感じさせない柔らかさ、潤いある質感があります。浄益の金工は華やかな金を使いながら千家のわびの精神を損なうことなく茶道具の中に自然に溶け込んでいるのです。 骨董品買取の福岡玄燈舎では中川浄益の作品買取致します。お気軽にお問い合わせください。受付年中無休 電話050-3569-2100
着物や簪などの和小物や古書を買取した後にお茶道具を数点買取りました。
その中の一つに大変、貴重な中川浄益さんの作品がありました。
純銀製の湯沸かし、急須です。
鉄瓶はよく見かけますが銀の茶器や酒器はレアなお宝です。
by kotetsu3247
| 2020-07-10 12:02